いまにし歯科Blog
| ハロアル新聞4月号より

ハロアル新聞4月号より

2018年4月2日 9:45 AM


院長手記

「忖度」そんたく、ここ数か月メディアなどでこの言葉をよく聞きます。意味は相手の気持ちを考えて行動するという意味です。忖度というのは、美しい行為でもあると思っていたのに、昨今の社会(政治)情勢から、この言葉があたかも、悪いことでもあるかのように、子供たちにも思われるようになるとしたら、とても残念だと思います。

そもそも今回の森友問題や加計学園の問題など行政に対し一部の政治家への忖度があったのかということですが、私は選挙により選ばれた政治家がある程度の権力を持ち物事を進めていくことは当然あっていいと思っています。ですから官僚が政治家に対し忖度することは当たり前ではないでしょうか。そして国民から選ばれた政治家が正々堂々と自分の考えや物事の進め方を公にして行政を動かして行けば良いのです。もし、その進め方ややり方に問題があれば間違いを潔く認め、正しい方向へ修正して行けば良いと思います。それでも政治家の信念のもと何かを決定したければそれが法律違反でなければ進めれば良いのです。なぜなら政治家は我々国民が選んだ代表だからです。もしその考え方や人柄や権力の使い方が間違っていれば我々国民がしっかり選挙で判断すれば良いのです。

政治に対し何か問題が起こった時だけ不満を言い普段は何の興味も持たないまるで芸能人スキャンダルのワイドショーを見ているかのように他人ごとと思っている国民すべてが問われているのではないでしょうか。選挙に行かない有権者に物言う資格はありません。物事の一番の罪は「無関心」だと思います。官僚は私達で選ぶことは出来ません。不当な天下りや官僚が進めていく政治などがあってはなりません。しかし責任の取れないリーダーはもっといりません。この間も我々の税金が無駄に使われ、国内外問わず重要な問題がストップしたままです。まさに今この瞬間、横田めぐみさんをはじめ、北朝鮮に拉致された被害者、被害者家族のことを真剣に考え行動している政治家が一人でもいるでしょうか。原発事故で仮設住宅に暮らす方々のことを真剣に考え行動している政治家が一人でもいるでしょうか。待機児童問題で働きたくても働けないお母さんがたくさんいます。保育園や学校の上空を米軍の戦闘機が訓練飛行しています。沖縄基地の問題も沖縄住民だけの問題になってないでしょうか。我が国の課題は山積みです。将来今の子供たちが大人になったとき日本に生まれて良かったと言ってもらえるように私達大人がしっかり大人の責任をもって生きていかなければいけませんね。

さて、4月に入りそれぞれが新しいスタートラインに立っていると思います。期待と不安が交差するこの季節、失敗を恐れず何事にもチャレンジしてもらいたいです。保育園、幼稚園、小学生の皆さんたくさんお友達を作ってください。中学生、高校生の皆さん部活、勉強、恋愛、たくさん青春して下さい。大学生の皆さん将来の夢を描いてみましょう。社会人の皆さん明るい未来ある日本を作っていきましょう。そして人生の先輩である皆様、若い者にガンガン叱咤激励よろしくお願いします。そして子供も大人も皆さん心も体も健康第一で行きましょうね。

 

今年も2018年ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア報告集が完成致しました。一冊500円ですが来年度の活動費に是非とも皆様ご協力の程宜しくお願い致します。


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