いまにし歯科Blog
| 2017 | 7月

1周年!

(2017年7月5日 8:54 AM更新)


「おかげさまで1周年」

 

皆様、暑い日が続き体調管理が非常に困難な季節ではありますが、くれぐれも熱中症などにも気をつけて充分に御自愛ください。

さて、当診療所は昨年の7月4日に開院し、早いもので1周年を迎えました。開院した当初は、本当に一からのスタートでしたので、細かなところに目が届かず患者様には何かとご迷惑やご不便をおかけすることがあったかと思います。今でも完璧とは行きませんが、そういったことも一つひとつ改善していきながら、皆様のご協力のおかげで無事、今日を迎えることができました。

皆様、本当にありがとうございます。心よりお礼申し上げます。

治療につきましても1年が過ぎ、無事治療を終え、メンテナンス(予防)に入る患者様も続々と増えてきました。当診療所の考え方は「予防に勝る治療なし」ですので 患者さまにとってもまさにここからが本当のスタートになります。そして私の予防に対する考え方はどんなに間があいても1カ月に1回通院して欲しいのです。皆様にとって月一回の予防通院はおそらく多いなぁと思われる方が大半だと思います。他の歯科医院では3カ月に1度、もしくは半年に1度という所が多いと思います。この事は現在の我が国の保険制度が大きく関係しています。では何故私が月1回の通院をお願いするのかをご説明いたします。歯が無くなる原因の40%は虫歯、50%は歯周病、残りの10%は不慮の事故などです。すなわち歯が無くなる90%は虫歯と歯周病です。その虫歯と歯周病の原因はプラーク(歯垢)です。日頃の歯磨きで100%プラークコントロールが出来ていれば虫歯や歯周病に罹患することはありません。しかし100%のプラークコントロールは非常に困難で、歯磨きのプロである歯科衛生士さんであっても歯ブラシで除去できるプラークは60%というデータがある程ですから患者さんだけのセルフコントロールで100%プラークを除去することは不可能に近い訳です。そしてお口の中に取り残されたプラークはだいたい4週間(28日周期)で成熟した菌になり、そして虫歯や歯周病を発症させて行くのです。ですからたとえプラークの磨き残しがあったとしても1カ月に一度予防に通って頂いていれば大きなトラブルになることは殆どなくなるということなのです。今までを思い返してみてください、一度治したところを二度、三度挙句の果てに抜歯されたという経験がある方もいらっしゃると思います。それだってその都度これで最後の治療にしようと思っていたはずではないでしょうか。医科と歯科の最大の違いは医科は100%予防することは出来ません。例えば風邪ひきそうだから前もって内科を受診する方はいませんし、怪我する前に外科へ行く方もいないと思います。しかし歯科は予防しきることが出来るのです。歯は命の源~一生自分の歯で~を目指して是非とも年間12回の予防通院を心がけて頂きたいと思います。

また、近頃はおかげさまで、日によって多くの患者様にご来院頂いておりますことで、以前に比べお待たせしてしまう場合が増えております。お忙しいお時間、本当に申し訳ございません。歯科医院は今やコンビニエンスストアよりも多くなったと言われており、これからの歯科医療はサービス業だと言われている先生方も少なくはありません。しかし私は人の命をお預かりする医療がサービス業だとは決して思っておりません。いつでもどなたにでも全力で診療させて頂きたいと思っております。ですから痛み等を伴う急患やお子様の事故などによる急患は決してお断りすることはございません。そのことにより御予約を頂いている患者さんの診療時間がどうしても前後してしまうことがありますが、どうか御理解御協力の程宜しくお願い致します。もちろんお時間に余裕のない方は来院時受付にお申し出ください。可能な限り配慮致します。

二年目もスタッフ一丸となり、より多くの患者様を笑顔にできるように、そして予防歯科としての更なる飛躍を目指し、精進して参ります。今後ともどうぞ、よろしくお願い致します


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